りなぶろ!

双極性障害や甲状腺機能低下症、その他書きたいことを気ままに書いてます。

人生初。パニック起こして救急車で運ばれました

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おとといの夜、記事書くか~とキーボードをたたき始めたところ

腹痛が始まりました。

トイレに行ってしばらくすると身体が震え始めたんです。

 

 

目次

 

 

 

救急車を呼ぶまでの経緯

 

 

寒さで震えるのとは違う、今まで経験したことのない震えでした。

 

震えを通り越して、痙攣していたように思えます。

 

 

怖くなって、同居している弟に「もしものときは救急車よんで」と頼みました。

物もつかめず、喋ると舌を噛んでしまいます。

 

弟は「そんなひどいのw」と最初は言っていましたが

流石に様子のおかしい私を心配し始め

保険証や診察券などを準備してくれました。

 

20分ほど経っても震えは止まらず。

過呼吸が始まりました。

熱は37.1℃。

 

 

 

私は喋れない状態になっていました。

弟は日付をこえたころ、救急車を呼ぶことを決意。

 

 

「救急です・・・私の姉です。痙攣しています。苦しそうです。顔色が悪いです。・・・住所は・・・はい、お願いします。・・・5分ほどで来るって!」

 

 

 

救急車を待つ5分がすごく、すごく長い時間でした。

 

 

 

救急車、到着。

 

救急車が到着したころには震え+過呼吸、よだれバフバフまき散らしてました。

 

救急隊員さんに何度も

「深呼吸してみようか」

「大丈夫だよ、落ち着いて」

と言われましたができませんでした。

 

担架に寝かされて救急車内に運ばれました。

その間もずっと

「深呼吸」「大丈夫」「泣かなくていいよ」をくり返されました。

運ばれている間はなぜか目が開けられず、何も見えませんでした。

 

 

「自分の名前言えますか?」

過呼吸がひどくて言えません。

 

病院への搬送が決まりました。

 

 

 

搬送、そして弟はなんと

 

私は度々パニックを起こすことがありますが

ここまでひどく過呼吸になったのは初めてでした。

さらに、家族は私がパニックを起こすことを知りませんでした。

 

 

受け入れ先の病院が決まり、救急車が走り出しました。

熱はこの時点で39℃あったそうです。

手がひどくしびれていました。

 

 

 

このとき私が考えてたことというのは

 

 

・精神科にずっと行っていなかったからパニックになったんだ

・救急車をよんで入院することになったら何万かかるんだろう

・また父にお金のことで迷惑がかかる

・弟に迷惑がかかった

・深夜に救急車を呼んで近所に迷惑がかかった

・生きててごめんなさい

 

 

 

ざっとこんなところです・・・・・。

「大丈夫だよ」と声をかかられても

「大丈夫なわけない!今まで大丈夫だったことがあるか!(←?)」

 

と頭の中で叫んでいました。

 

 

 

一方、弟は事情を聞かれていました。

 

「お姉さんは持病があったのかな?」

「えっとたしか・・・扁桃腺?昆布とわかめを制限されていて・・・通院してました。」

 

 

私「???」

 

なんと弟は私の病名を正しく把握してなかったのです(笑)

 

 

まずい!

このままでは情報が間違って伝わってしまう!

 

 

 

甲状腺、ですっ」

 

声を何とか出すことができました。

 

単語をつなげながら、自分が甲状腺機能低下症と双極性障害であること、通院歴、震えがでたときのことを話すことができました。

 

話すと過呼吸は落ち着いていきました。

おそらく、頭の中を駆け巡っていた不安を、病状を思い出しながら話すことで追い出すことができたからです。

 

 

病院につく直前には目を開けることができました。

もうそのころにはかなり落ち着いて、「せっかくだから救急車の車内観察しよ」「これブログネタになるんじゃね?」「人生何があるかわからないな~」と思えるようになっていました。運ばれた意味とは。

 

 

病院に到着。

 

天井を見ながら運ばれるのは不思議な気持ちでした。

 

寒い夜でしたが救急患者はそのとき私だけでした。

 

 

採血の結果が出るのに時間がかかったので1時間くらい仰向けでまぶしい天井を見ていました。

 

ぐったりと、放心状態で思いを巡らしていました。

こんな深夜に救急隊員さん、看護師さん、お医者さんは働いてるんだな、と思ったら感謝の気持ちがあふれてきて涙が出ました。

 

 

 

深夜3時ごろ、家に帰れることになりました。

採血、レントゲン、心電図、インフルエンザの検査をしましたが、異常なしでした。

高熱の原因は感染性なしの胃腸炎、とのことでした。

 

 

え???じゃああのふるえはなんだったの?

どうにも腑に落ちません。

説明が無かったので、改めて聞くと熱性けいれんでは?とのこと。

 

 

そーなのかー?・・・とタクシーで帰路につく私と弟。

入院することにならなかったのは良かったです。

 

急患では薬が1日分しか出なかったので翌日近所の内科医にて

ふるえのことを尋ねると

熱性けいれんは子供がなるもので、大人はならない。

てんかんかもしれないから要観察と言われました。えっ・・・?

 

 

 

 

私なんで震えたんです???

 

A.会いたくて会いたくて(ネタが古い?)

 

 

 

 再発するとしたら怖いですよ?

もうあんな怖い思いしたくないですよ?

 

 

 

【まとめ】救急車で運ばれて思ったこと

 

はじめに、救急車を呼んで付き添ってくれた弟よありがとう。

私のコートを持っていかなかったり、既往歴が言えなかったりしたのは多めに見るほど感謝しています。

これを教訓に、家族の既往歴は把握しておこうということになりました。

お薬手帳にも書く欄あります。

 

弟には散々話してあったつもりだったんですけどねえ。あまり興味なくて真面目に聞いてなかったようです。既往歴を紙に書いて渡す予定です。

 

 

次に、心配していたお金のことです。

今までは救急車呼ぶと3万円くらいかかるんじゃ、と思っていました。

ところが無料でした。

厳密には無料ではありません!税金でまかなわれているんですね。

ありがたいことです・・・。結果的には大したことなかったのに呼んでごめんなさい・・・。

 

会計は後日会計だったのでお金がないまま救急車で運ばれても大丈夫でした。

検査代と点滴で6,600円でした。これも2万円くらいかかるかな、と想定していたので

安心しました。

(あくまで私の場合です。実際の病状、処置内容、処置時間で変わります!)

 

 

 

 

現在、病状は落ち着いています。

とはいっても震えの原因が分からないので怖いです。

パニックもまた起こったらどうしようという気持ちがあります。

 今後救急車で運ばれることの無いように生活したいものです。