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りなぶろ!

双極性障害や甲状腺機能低下症、その他書きたいことを気ままに書いてます。

先輩がうつ病になったときの話。

今日も具合が悪い。

昼に起きてスマホを触ってご飯を食べて寝るだけだ。いつもと何ら変わりない。

ブログのネタのストックはある。しかしそれらについて調べて書けるほど元気がない。

中身のある記事を書こうとすると意欲がそがれるのだ。

 

だから自分からネタを絞り出すしかない。みんなに読まれるブログを、中身のある記事を、なんて考えていると自分には無理とネガティブになる。

何かを調べて情報を集めて記事を書くより己から迸る感情を文字にぶつけていく方が得意なようだ。

読んで面白いかは主観では分からない。もしかしたらこれから書く経験も読み手にとっては何かしら感情が動くものかもしれない。

 

いつもと文体が違うがそんな気分なのだ。前置きはこれくらいにして本題を綴ろうと思う。

 

 

 

先輩が鬱になった。

私は高校でとある文化部に所属していた。

大会にも出場していて県内ではそこそこの成績を収める部だった。

 

その部活の先輩が鬱になった。

彼女は私の1つ上で、兼部もしていて忙しそうだった。

恋愛関係でもめていたとか、進路で悩んでいたという話も聞いた。

どれが原因だったかは分からないしどれでもなかったかもしれない。

 

先輩が学校に来なくなって、皆心配していた。

ある日部員全員にメールが届いた。

 

「みんなに伝えたいことがあります。

実は私、うつ病になっちゃったんだ。

今朝お薬を飲むのを忘れちゃったから

すこし体調が悪いな。」

 

こんな内容だった。

当時私は双極性障害では無かったので

うつ病の人が周りにいるというだけでビビった。

 

また、うつ病は薬を飲み忘れると体調や気分が変化するということに驚いたのを覚えている。

 

先輩が学校に来ないまま季節が過ぎ新年を迎えた。

 

 

 

年賀状が届いた。

年が明け先輩から年賀状が届いた。

それはなんとも新年に似つかわしくない年賀状だった。私は怖くて直視できなかった。

通信面は紺色の絵の具で塗りつぶされていて、ピンクのラメのペンで文章が書いてあった。

「出席数が足りなくて留年することになりました。

来年は理奈子ちゃんと同じ学年だね。

敬語もやめて、あだ名で呼んでね。」

 

友人にも同じような年賀状が届いたらしく、私たちは困惑していた。今まで敬語を使い、○○さんと呼んでいたのを変えなければいけない。しかもうつ病ときたもんだ。どう接したらいいか分からない。

 

新学期になり先輩は学校に姿を現した。

少しだけ会話をしたが、ぎこちないものだった。

正直に言うと気まずいので関わりたくなかった。

 

先輩はしばらくしてまた学校に来なくなった。

 

 

それから彼女は。

その後の先輩の行方をはっきり知っている人はいない。

何か資格をとったとか、こういう団体に所属しているとか、そういう話は小耳にはさんだ。

ただそれだけである。

 

 

私は双極性障害になってから度々先輩のことを思い出す。

うつを知らない側から知っている側になってしまった。

私が先輩に対して抱いていた感情(どう接したらいいか分からないとか)を今度は私が他人から向けられているのを感じる。

腫れ物に触るような態度、得体のしれないものを見るような目。

 

 

 

私は先輩にどう接すれば良かったのだろか。

 

自問しこの記事を終える。